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R・シュトラウスの歌曲 [演奏]

 素敵なレッスンを受けた後は、とても幸せな気持ちになります。

 今日は、そんな気持ちでした。

 私が所属している歌曲アンサンブル研究会の第181回例会。バスバリトンの宇野徹哉先生をお迎えしての、「R・シュトラウスの歌曲」で弾かせていただきました。先生が自らお歌いになられながら、ピアニストとアンサンブルする際の注意点やら、曲についての解釈やらを講義する形での例会。

 私が弾いたのは、Ich trage meine Minneでしたが、他に、Allerseelen (二人)、Morgen、Das Rosenbandでした。十数年前にリートを熱心に勉強していた頃のレッスンで見ていただいたもので、楽譜には当時の書き込みがいっぱいあり、その楽譜を見るだけで涙が出るくらい懐かしい。

 そして、私の先生とは全く別な先生なのにも関わらず、そこに書かれている注意は、やはり宇野先生がおっしゃられていることとほとんど同じだったりするのです。例え、曲の解釈が人によって違っていたとしても、共通する部分というのはあるものだなあと思いました。

 今日の先生のレッスンは、とても説得力があり、アンサンブルのコツなども分かりやすくお話しくださりました。テノール好きの私ですが、先生のお声と人柄は、とても温かくて、何の無理もなくてこちらの心にストンと入ってくるものだったと思います。追っかけした〜い!って思ったくらいです♡

 また、声質、音域(調性)による詩の解釈の違いもあるし、それに伴ってテンポ設定も違うし、色々と歌い手、弾き手によって可能性がある、というのもリートならではの楽しみです。なかなかリートを勉強する時間は取れない現実がありますが、少しずつでも続けていきたいと改めて思いました。

 
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