渡辺美佐子さんの朗読会 [芸術・趣味]
先日、渡辺美佐子さんの朗読「りんごのほっぺ」を初めて聴きました。
昭和7年生まれというから、もう80近い?しっかりした足元、滑舌…とてもそんなお年には見えません。どこまでがご挨拶で、どこからが朗読なのか、分からないまま、あっと言う間に世界に引き込まれてしまいました。「りんごのほっぺ」は彼女の経験を書いたお話しだそうで、平たく言ってしまうと、広島の原爆で亡くなった、と思われる(←誰もそれを目撃した人がいない)同級生の男の子との思い出。なかなか文才もあるようで、映像などの助けは全くなく、純粋に語りだけなのに、情景がハッキリと目に浮かんできます。戦争、原爆という理不尽な出来事を、ご自分の感情を押し付けることなく、ただ淡々と伝えるだけで、聴き手の思いがそれぞれに膨らんでいく感じがしました。
とても良い時間を過ごさせていただきました。
昭和7年生まれというから、もう80近い?しっかりした足元、滑舌…とてもそんなお年には見えません。どこまでがご挨拶で、どこからが朗読なのか、分からないまま、あっと言う間に世界に引き込まれてしまいました。「りんごのほっぺ」は彼女の経験を書いたお話しだそうで、平たく言ってしまうと、広島の原爆で亡くなった、と思われる(←誰もそれを目撃した人がいない)同級生の男の子との思い出。なかなか文才もあるようで、映像などの助けは全くなく、純粋に語りだけなのに、情景がハッキリと目に浮かんできます。戦争、原爆という理不尽な出来事を、ご自分の感情を押し付けることなく、ただ淡々と伝えるだけで、聴き手の思いがそれぞれに膨らんでいく感じがしました。
とても良い時間を過ごさせていただきました。
2016-03-06 11:49
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