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英才教育は必要か? [育児]

 先日、地元で大きな楽器店さん2つの主催による、コンサートとコンクールを1日ではしごしてきたので、親として、ピアノの先生として、色々と思うところあり、「ピアノへの取り組み色々」という文章を書いていたのだけれど、なかなかまとまらず、何度か書き直してそのまま完成せず、お蔵入り(寝かしている?)状態です。

 そんな中、先週末は、母校の学園祭に久しぶりに、というかうん10年ぶりに行ってきました。中高時代に通った学校ですが、幼稚園から大学院まで同じ敷地内にあるというのが売りの学校で、学園祭も全学で一斉に行います。なので、子連れの私は、幼稚部(今年度からこども園になったらしい)のゲームで長く長く足止めされ(お昼も食べずに遊び続ける子・・・)、本当の意味での母校である中高にはなかなか足を踏み入れることができませんでした。

 そこで目にしたものは驚愕の事実!!幼稚園児たちの作品(絵など)がそれはそれは素晴らしく、大人の私よりもずっと上手なくらい。本当に子供が描いたの?と疑うレベルです。うちの子は0歳児と同じくらいと言っても過言ではないくらいの、レベルの差がありました。いや、ホントに。

 待ち合わせをした友人(自身もお嬢さんも幼稚部からの生粋の。。。)の話によると、幼児教室などに通ってお受験をして入ってくる子供がほとんどなので、皆んなとても上手いんだそうです。そして、やはりきちんと座っていられるような子が多いと。さらに初等部に進むと、また指導力のある先生がいらっしゃるらしく、もっともっと上手くなるんだそうです。

 ハーッとため息。。。。小さい頃から幼児教室なんて・・・お受験なんて・・・と英才教育には全く興味なしの私でしたが、この現実を目の当たりにすると、やはり教育は大切なんだと言わざるを得ませんでした。いや、うちの母校は決して難関校ではないんです。ごく普通の私立です。英才教育というほどのものではないと思います。ですが、普段の私は、子供が何をどう描こうが指導もせず、(そもそも自分が下手すぎて指導できない)「上手い、上手い」と褒めるだけ。もっときちんと教えなければダメだ〜と言っても、自分ではどうにも出来ないわけだから、お絵かき教室にでも行かせるか?と思ったくらいです。

 まあ、お絵かきや工作は、そもそも我が家の家系から考えても才能があるはずもないのですが、音楽に関しては、コンサート&コンクールはしごの日から「やはり早くから厳しくレッスンすべきか?本人が楽しんでやっていればそれで良いのか?」と考えているところだったので、さらに悩む日が続きそうです。本人の負担になるかもしれないし。或いは、スタートダッシュが早かったからと言って、残りの人生ずーっと先頭集団にいられるとも限らないですし。正解はないと分かっているのですがね、親心としてはつい出来るだけのことはしてやりたいと考えてしまいますね。
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