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地球交響曲第九番 [演奏]

「地球交響曲」という映画をご存知でしょうか?

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 龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画です。1992年に第一番が公開され、30年を経て、ようやく第九番が完成、公開中です。監督曰く「集大成」とおっしゃっておりますので、おそらくこれで完結になるのでは?と思っています。

 と偉そうに紹介しておりますが、この映画をずっと観てきたファンでもなんでもなく、今回の第九番に少しばかり携わらせていただいた身として、昨日、映画を観てきました。

 生命のこと、地球(宇宙)のこと、自然のこと、社会や文化のこと・・・何というか、そういう茫漠としている、しかし、我々人間にとって根源であるテーマについて問いかける映画、とでも言ったらいいのかな。今回は、私が学生の頃から大変お世話になっている指揮者の小林研一郎先生が、ベートーヴェンの第九交響曲に挑み続ける姿を中心にこれらが語られており、この映画のためにサントリーホールで行った第九のコンサートのための練習ピアニストを私が務めさせていただきました。

 コロナで合唱文化が危機に立たされる直前の2019年暮れのことです。それ以来、先生と合唱できる機会も失われており、そういう状況も相俟って、何度となく聞いてきた先生の言葉も、より心に染み渡りました。

 「なぜ、私は音楽(ピアノ)を弾くのか??」という自分自身への問いかけへの答えは、年齢を重ねてれば重ねるほど難しいですが、昨日の映画を通して、また一つ、ヒントをいただいたと思います。
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