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カールじぃさんの空飛ぶ家 [テレビ・映画など]

 本日はレディスディだったので見てきました。もちろん3D版です。3D最高!これからは劇場で見る映画は全て3Dにするべきです。ただし、通常料金で。家庭で見るテレビも大画面・高画質の昨今、わざわざお金を払って劇場に足を運ぶからには、それなりの理由がなくてはなりません。しかし、3Dメガネをかけると画面が若干暗くなるのと、サイズなどが同一でキツイ人ゆるい人、色々いるでしょうし、また元々メガネをかけている人には更に上からメガネを装着するのは無理があるよね。だから3Dメガネを付けなくても3D効果が得られればいいんですよね。たぶん技術的には既に出来てると思うんですけど。。

 さてさて3Dで盛り上がってしまいましたが、内容について。うーん、賛否両論かな?朝の「スッキリ」でやった予告編(冒頭の8分間)を見て、これは絶対に見逃してはならない!って思ったのですが、まあ、この8分間だけを見ればいいっていう気もしなくもありません。本編が始まってしまうと、そもそも風船で家が飛ぶっていう発想そのものがあり得ない訳だし、まぁ、そんなこと言っちゃったらおしまいなんですが、少々お子ちゃまっぽいという感がしなくもありません。冒険ものにしてはたいした冒険ではないし、感動ものにしちゃ〜涙がたくさん出るわけでもない、コメディにしちゃ〜ガハハって笑える訳でもない、と全ての要素があるんですが、全て中途半端と辛口に言ってしまうとそんな感じ。

 でも終盤になり、頑なだったカールじぃさんの心が溶けていく時のシーンはなるほどなと感心させられました。年配の方は自分も人生を振り返ってそんなことがあったよな、って思うだろうし、人生の岐路に立たされて迷っている若者は、少し肩の力が抜けるだろうし、大泣きするわけではないんですが、何か心にしんみりと感じるものがあります。

 この記事の冒頭に述べたように、私たちはつい「せっかく映画を観に来たんだから!!感動させてもらおうじゃないの〜」的な、刺激を求めてしまい、その期待にはこの映画は若干応え切れない気がします。でも、実際の人生って特に大きな刺激はなかったけれどもそれが良い、みたいなところがあるのかもしれませんね。「普通が幸せ」みたいな。そういう意味で人生の縮図のような映画なのかもしれません。
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