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オホーツク国際音楽セミナー [演奏]

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 演奏会ではないのですが・・・。北海道女満別町で行われていた「オホーツク国際音楽セミナー」にピアニストとして参加していました。小林研一郎先生を特別講師に迎えた指揮法の講座(全国の学校の先生や、部活の指導者、各地の合唱団やブラスバンドやオーケストラの指揮者などを対象とする)で、指揮の勉強をするためのピアノを弾くという仕事です。8月初旬の3日間、朝から夕方までミッチリとしごかれます。夜は、懇親会など。指揮法講座と同時開催で管打楽器のクリニックなども行われており、日本フィルハーモニー交響楽団や、チェコフィル、ハンガリー国立響などの首席奏者の方たちが講師として招かれていたりして、あり得ないほどの贅沢。3日目の晩には、その方たちのコンサートをコバケン先生のトーク付きで聴けるというおまけ付き。私たちピアニストは、その伴奏もさせていただきました。世界の超一流の音楽家の方の伴奏、ずっと練習していたいのに、ホテルに帰ってしまえばピアノはない。。。仕方なく、楽譜を広げテーブルを叩いて、紙鍵盤よろしくイメージトレーニングで乗り切りました。いくら涼しい北海道とは言え、暑い熱い3日間でした。

 オーケストラの曲をピアノで弾くという作業、小林先生が時折巡回して来られる時の緊張感(先生は、レベル別に3つないし4つに分けられたクラスを順番に回って指導されていました。下手なこと弾くと、「ピアノ〜!」と怒鳴られます。)懇親会での楽しいひとときなど、まだ若かった私にとっては全てが刺激的で、とても良い経験をさせていただきました。指揮(者)を見る目が養われたし、10年後に藝大で指揮科のクラスの伴奏をすることにもつながりました。

 写真は、初めて行った年の集合写真。
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