母乳育児について

　なんだか育児日記みたいなブログになってきてしまいました〜（ーー；）

　母乳育児について一度は書きたいと思っていましたが、なかなか時間が取れず。。。私は今、桶谷式の母乳相談室に通っています。「痛くない母乳マッサージ」が売りということで行き始めました。完母（完全母乳のこと。こんな風に言うんだって出産してから初めて知りました。）に特にこだわりがあった訳ではありません。早いうちに仕事復帰したいと思っていたし、赤ちゃんを預けて出かけることも多いと思ったから、ミルクも飲んで欲しいと思っていました。でも、あくまで「母乳が中心で」自分の都合に合わせてミルクにするつもりでした。けれど、いざ出産してみたら、ちっとも母乳は出る気配がないし、こんなはずじゃなかった〜と思って、慌てて退院前に粉ミルクを買った次第です。

　何の苦労もなしに母乳がじゃんじゃん出る人もいるし、どんなに努力してもなかなか出ない人もいるんですね〜。まさか、自分が出ない方の立場だとは考えもしていませんでした。マッサージの先生は、「いい乳腺をしてる。たくさん出てる。」と言ってくださいます。でも、赤ちゃんの体重はちっとも増えないし、スケールで計ってもちっとも飲んでいません。自分でも出てる感じが全くしません。

　それに、母乳ってなかなかめんどうくさくて、とにかく頻回に授乳しなきゃいけないとか、夜中に母乳の出るホルモンが出るので夜中の授乳が大切、とか、入院中に誰も教えてくれませんでした。自分でもそういうことを全然勉強していなかったので、何も知らないまま、１ヶ月が過ぎ、マッサージに行って「回数が少ないですね〜。」と言われて初めて知ったのです。それまでは自分は授乳回数が多いと思っていました。３時間毎と言われていたので、なんとか３時間までは持たさなきゃとか、夜中に赤ちゃんが２時間くらいで泣いてしまった時は、まだお腹がすくはずないのに何で泣いているんだろう？？とオムツを変えてみたり抱っこをしてみたり頑張っていました。

　１ヶ月後に母乳マッサージに行って色々なことを初めて知ってみたものの、たぶんもう手遅れだったのかも知れません。それに指導されたことの中に、どうしても自分では受け入れにくい内容があるのも事実です。またたぶん年齢的なものもあるのだと思います。里帰りもしないで自分で家事もやらなきゃいけないし、出産しても高血圧が治らないし、と１ヶ月の遅れを取り戻すために超頻回授乳を出来るほど体力も気力もありません。３ヶ月を前に早くも挫折しそうです。

　「母乳が足りない」というのは、たぶん母親にとって男性には想像できないようなストレスなんだと思います。母乳が（授乳が）うまくいけば、育児に関するストレスのかなりな部分が解消される気がします。だからこそ、産院での最初の指導が重要だと思うのです。桶谷式に最初に行って感じたのは、「たった１回のわずか２、３０分のマッサージでこんなに母乳が出るようになるのなら、なぜ病院でやってくれなかったんだろう？？」ということです。１人１回ずつマッサージをしてくれて正しい母乳育児の仕方を指導してくれるだけでずいぶんと違うんじゃないか？って思いました。

　ただ、それから約２ヶ月近く頑張って来て、未だに完母にはほど遠く（たぶん無理だと思う）色々と考え悩んでみると、「正しい」母乳育児のあり方なんていうのはないんだと思うので、教えようがなかったのかなと思うようになりました。それぞれのお母さんと赤ちゃんによって「正しい」あり方は違うんですよね。これば正解という１つの答えはありません。だから迷うし悩むんですね。私もまだまだ悩みそうです。