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久元祐子さんのピアノ [音楽]

今日は、セレモアつくば主催のチャリティコンサート、小林研一郎指揮、久元祐子ピアノで、ベートーヴェン「皇帝」をサントリーホールで聴きました。

久元さんと言えば、モーツァルトの研究で有名ですが、最近はモーツァルトのみならず、色々な作曲家の研究をされています。
今日は、まず舞台に現れた時に、「あちゃー何でこのドレスを選んじゃったかな〜」って言うのが正直な印象で、「皇帝」という華やかな英雄的な曲を演奏するのに薄いみかん色はちょっとね〜(苦笑)演奏は、端正で丁寧に弾かれて、とても美しい音でしたが、迫力という点ではイマイチでした。席はいつもに比べると良い席なのにもかかわらず、音があまり飛んできませんでした。ピアノの音だけでなくオケの音も飛んで来なかったので、「サントリーホール改修して音響悪くなった!?」って思ったけど、改修後何度も来ているのに感じたことないから、違うか。
あと、音をフォルテで豪快に切るときの、大げさな手の切り方もちょっと不自然で、その点が非常にマイナスに感じました。
アンコールにエリーゼのためにを弾きました。ヘンレ版と一般的な名曲集みたいな楽譜と音が違う部分があり、そんな細かな所に妙に耳が行ってしまったりもしましたが、愛らしく素敵な演奏でした。彼女の本領は、やはりこういう作品でこそ、発揮されるのは確実です。是非とも、モーツァルトの演奏を聴きたいと思います。もちろん、今日が悪かったと言っているのではありません。職業ピアニストとしては、色々なレパートリーを持つことは必須でしょうが、やはり彼女の一番得意とするところを聴きたいと思います。
9/1にリサイタルをなさるそうです。毎年、行きたいと思いながら、なかなか都合が付けられずにいるので、今年こそ行ってみようかと思います。
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