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小曽根真 ロード・トゥ・ショパン [音楽]

 今年は言わずと知れたショパン・イヤー。それに便乗したイベントやら商品やらがたくさん企画されていますが、これもその一つと言えるでしょう。。

 数年前に、友人が、小曽根真を絶賛していたので、少しは気になっていました。なので、CDを買ってみました。3000円もしたんです!

 昨日、手に入れて、さっき早速聞いてみました。(4枚買って、まずこれを聴いたのだから、楽しみにしていたと分かるでしょう。)

 でも・・・・・早速ブックオフに売りに行きます。なるべく旬のうちに。

 全く期待はずれでした!ショパンだと思って聴かなければ、いいのかもしれない。単なる心地よいBGMとして。でも、ショパンと堂々と謳うからには、ショパンの音楽の片鱗でも見せて欲しいです。或いは、友人は、ジャンルを問わず聴く人だから、理解できたのかもしれない。でも、私には理解できませんでした。クラシックを弾く理由というのは、その作曲家と演奏家の双方の精神性がぶつかり合って、極限まで張り詰めた何かが感じられるからだと思うのです。ただ、綺麗なだけの音楽なら、何も200年前の音楽を聴かなくても他にも一杯あります。

 ああいう風にジャズとかでクラシックをアレンジするには、クラシックへの敷居を下げるとか、そういう道しるべ的な意味もあるのでしょうか?でも、小曽根真が、わざわざそんなことのためにCDをリリースするとも思えないな。やはり、私には理解不能です。アレンジしてある曲は、それがショパンの曲だとは分からないくらい歪曲されていたし、ほとんどアレンジされていなかった曲(エチュードとか)は、僕って、ジャズやっているけど本当は結構クラシックも弾けるんですよ~って誇示しているようにしか感じなかった。そのくせ、ミスタッチが耳に付くし。(あ、あれってわざと違う和音にしてたりするのかな?)

 まあ、とにかく3000円が一夜にして、数百円になってしまうんでしょうけど、それでも良いです。たんすの肥やしになるよりは。すぐにブックオフに行きます!
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