武蔵野合唱団チャリティコンサート〜絆〜

　昨日は、武蔵野市民文化会館において、東日本大震災支援「武蔵野合唱団チャリティコンサート〜絆〜」が行われました。震災が起こる前には、この日程で違う趣旨のコンサートを開く予定でしたが、震災に伴う色々な状況の変化の中で、急遽、趣旨と内容を検討し直して、約１ヶ月半ほどの準備期間で奮闘して開いたコンサートでした。このブログでも書きましたが、震災後、３月一杯の約半月ちょっとの間、私たちも練習中止を余儀なくされました。計画停電の影響、遠方から通う団員も多いので、帰りの交通手段の確保などで万全とは言えない状況だったためです。地方に引っ越した団員や出張などで東北へ出向いていた団員の中には直接被災した方も数名いました。そういう中で、現地でのボランティア活動や募金活動などももちろん大切ですが、１つのまとまった団として自分たちの出来ること、ということでコンサートは中止せずに、趣旨を変えて行ったわけです。曲目等も、それにふさわしい内容にという風に考え、普段はあまり歌わないようなタイプの曲なども練習しました。

　結果、多くの賛同してくださる、ご家族ご友人、市民の方にご来場いただき、被災した家族の方５０組ほどもいらしていただいたようです。被災した方たちが涙を流して皆様にくれぐれもよろしく御礼を、とおっしゃっていたとか聞くと、大変だったけどやって良かったなあと思います。また、皆様からの義援金は９０万円を超えたそうです。ありがとうございました。

　毎日の報道などを見ていますと、次から次へと出てくる原発事故関連の一連の不祥事、言った言わないとか、隠した隠してないとか、どうしようもない状況が続いていますが、私個人としては、そういう状況に一喜一憂するのではなく（してもどうにもならないことだから）、なるようになるさ〜という感じでド〜〜〜ンと構えているしかないかなあと思っています。だって、まあ、放射性物質はそりゃ恐いけど、被曝してもしなくてもガンになる人はなるし、ならない人はならないし、ガン以外の病気や事故で明日コロっと死ぬかもしれないし、そういうこと考えてても仕方ない。それよりも、今の一瞬を精一杯生きていれば、いつ死んでも悔いはないかなと思います。

　さて、最後に、昨日のコンサートをもって、ちょうど１７年くらいでしょうか通った武蔵野合唱団をひとまず産休に入ることになりました。毎週どころか、多い時にはひと月に１０回くらいも通った吉祥寺にしばらく足を踏み入れない生活が想像出来ないんですが。少し時間にも余裕ができるので、生まれてくる赤ちゃんのためにママらしいことをいっぱいしてあげたいなと思います。ゴロゴロして太りすぎないようにしなきゃ！