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出生前診断 [育児]

 今日の読売新聞夕刊のトップ記事が「出生前診断で中絶倍増」というものでした。妊婦の私としては他人事ではありません!もちろん、私自身も出生前診断を受けるべきか?とか悩んだし、毎回の検診では色々な不安があります。超高齢出産ですし。

 でも、結果としては、超高齢出産とは思えないくらい、順調な妊婦生活を送っています。つわりらしいつわりは全く(!)なかったし、おかげで体重が減ることがなかったので、どちらかと言えば妊娠前の体重に比べ、増え過ぎに属するとは思いますが、全体的にすごーく太ってしまったわけでもないので、食事制限などもありません。血圧もはじめ上昇傾向にあるかと心配しましたが、その後は落ち着き(白衣高血圧症だったみたい)、タンパクも出ないし、特にむくみも気になる方ではない。先生は超放置主義でま〜ったく何も言わなくて、超音波の結果も、写真もくれないし、妊婦たちが気にするような胎児の障害や育ち方についても何の説明もなく、初めは心配しましたが、「何も言われないのは良い証拠」と最近はこちらもたくましく割り切っています。で、こないだの検診では(9ヶ月に入ったばかり)「こんだけ順調でまったく検診の必要性を感じない」「このくそ暑いのに何度も検診に来る必要ないよ。」とまで言われて、何だかこっぱずかしいような気分です。で、赤ちゃんはちょっと大き過ぎるくらいに育っていて(私自身が大きく産まれたから遺伝ですね。)これからは、少し運動でもして育ち過ぎて難産にならないように気をつけなきゃ〜と思っています。逆子が直った途端に、胎動がすごく激しく感じるようになって、お腹の中で太鼓の練習でもしてるんじゃないか!?って思うほどだし。

 で、出生前診断の話題から大きく逸れてしまいましたが、どうなんでしょうね?確かに、ダウン症の確率は高齢になるほど上がるらしいということは知っていましたが、(もちろん先生から聞いたのではなくネットとかで調べた。)だからと言って、若いお母さんからも産まれる可能性はあるわけだし、羊水検査で分かるのはダウン症のみ、その他にも障害や病気は山ほどあってそれらは分からないっていうから「それなら意味ないか〜」とも思うし、じゃあ、もし診断や検査で異常が分かったからといって中絶できるかって言われれば、「う〜〜ん・・・。」そういう単純なもんでもないな〜と思います。ですから、この記事を読んで、中絶を選択する人が多いんだなってことに結構ビックリしました。私の周りは高齢出産が多いからかもしれませんが、そういう考え方をする人はあまりいないように感じます。もちろん、みんな「仮定」での話だからかもしれません。実際に問題に直面したらまた違う選択肢になるのかもしれませんが。良い悪いと簡単には判断出来ない微妙な問題だとは思いますが、科学の進歩は必ずしも人間の幸せにはつながらないということの1つの例かなと思います。
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