SSブログ

2006年ドイツ旅行−3 [ドイツ旅行記]

*3月29日(水)ベルリン第2日

今日は午前中「くるみ」さんと一緒に、ベヒシュタインを訪ねました。ベヒシュタインはベルリンに本社があるピアノメーカー。私が家で弾いているピアノです。そこのマイスター(技術部門の最高責任者であり、工場長だそうです)は、なんと日本人なんですが、彼は、ちょうど行われている「第1回ベヒシュタイン国際ピアノコンクール」のため、エッセンに出張中で不在でした。ベルリンに着いてマイスター(山内さんと言います)に電話したら『メッセに行っています』と言われたのですが、「メッセ」ではなく「エッセン」の間違いでした。フランクフルトでは楽器メッセが行われていたので、すっかり「メッセ」と思い込んでいました。ドイツ語どころか、日本語の聞き取りも怪しい私。。。

06040704.P4070107.jpgせっかくイケメンのおにいちゃんに案内してもらい、(もちろんドイツ語。2/3位しか分からなかった)最新のグランドピアノ(フリューゲルと言います)を弾いたのに、そういう写真は1枚もありません。トホホ。元来、写真嫌いなので、すぐに撮り忘れてしまい後悔するのです。
お土産に、ベヒシュタイン製造のDVDとジョルジェ・ボレのCDをいただきました。バッグはカタログが入っていたもの。楽譜を入れて持ち歩くのにちょうど良いのでお気に入り!

ベヒシュタインを出てから、楽譜屋さんにも行きました。探していた楽譜はチャイコフスキーの序曲1812年のピアノソロ用編曲版とオルフのカルミナブラーナの旧版ですが、残念ながらありませんでした。ドイツの子供たち用の教材はとてもカラフルで可愛らしく、目を奪われてしまいます。どれもこれも欲しくなってしまいますが、キリがないのであきらめです。カルミナの楽譜は既に絶版になっているものなので、中古屋さんの方があるんじゃないか、と行ってみましたが、やはりありませんでした。

06032915.P3290022.jpg午後は、美術館に行きました。美術館と言ってもいわゆる「博物館島」にあるようなメジャーどころではなく、レアター駅近くにある、『ハンブルクボーンホフ美術館』です。ベルリンなのに、なぜかハンブルクの旧駅舎を移設したとか。
(お約束ですが、たどり着くまでに道をまちがえました。)




06032915.P3290021.jpg06032915.P3290020.jpg06032915.P3290019.jpg美術館の展示とはたいてい意味不明と相場が決まっているものです。私にはとんと理解不能。


































06032914.jpg06032914.P3290016.jpgベルリンには現在ハウプトバーンホフ(中央駅)がありません。なので、レアターバーンホフが未来のハウプトバーンホフとして工事中。工事の規模もいちいちデカイ!!




















06032917.P3290023.jpg夜はオペラに行く予定だったので、余った時間はウィンドウショッピングなど。ベルリンではかなり日程に余裕を持っていたので、「やりたいことはすべてやった」という感じです。

←は『ラファイエット』というデパートの吹き抜け部分。お洒落な感じが伝わっていますでしょ?










06032918.P3290024.jpg←はその地下にあったカフェ。朝から相当な距離を歩いたし、とても疲れていたので休憩。生演奏をしていたのですが、それは写真に撮るとチップを取られそうなので止めました。ちなみにKAWAIのピアノでした。
時間もたっぷりあったので、1時間くらい休みました。それでも、数組いた他のお客さんはもっと長居でした。どうして、ドイツの人ってそんなに暇なのから???




023.jpg夜は国立歌劇場(ウンターデンリンデン)にてモーツァルトの『コジファントゥッテ』を観ました。
超メジャーな演目ですが、演出はかなり現代風。私には斬新すぎて付いていけませんでしたが。

←は昨年のフュールングの時の写真です。ちょうどガイドの人が立っている辺りに座りました。Erster Rangと言います。つまり1階席。日本の1階に当たる席はParkett、平土間と言います。

実は、チケットがだぶってしまって困っていたのです。ちょいと奮発して良い席を取ったので1枚80ユーロ。無駄にするには惜しい金額です。
それで。。。当日券を買うために並んでいるお客さんに話かけ、何とか50ユーロでさばきました。10人程に声をかけたでしょうか。

その中にガイゲ(=ヴァイオリン)を学んでいる学生という人がいました。やっと売れたので中に入って席に着くと、「チケットは売れましたか?」と聞いて来ました。その後、私の横がちょうど2つ空いていたので移って来て、「何故バレンボイムじゃないんだ?」と話し掛けて来たり。「あなたのドイツ語は素晴らしい」とかお世辞を言ったり。
なんだか陽気な人でしたが、休憩後はどこか他の席に行った様でした。皆さん、安い席を買って入り、空いている前の方の席に移るのが「手」のようです。


06032921.P3290027.jpgベルリンのコーミッシュオーパーで研修中の指揮者の松岡究先生と奥様でソプラノ歌手の松尾佳世子さん。
当日券で並んでいる人に声をかければきっと売れると教えてくれたのは、実は松岡先生。

*3月30日(木)ベルリン第3日 を読む→
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。