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芸術の秋〜リュートコンサートと創作フルコース [越谷]

20121008_235223.jpg20121008_235155.jpg20121008_235133.jpg20121008_235754.jpg20121008_235732.jpg20121008_235710.jpg20121008_235629.jpg 北越谷の「楽の蔵」というギャラリー・レストランで、櫻田亨さんのリュートコンサート(お話と演奏)とシェフの創作フルコースという贅沢なコンサートに行きました。蔵をどこかから移築して来たというお店、2階のギャラリー(屋根裏部屋みたいな雰囲気で楽しい)で音楽を聴いた後、1階のレストランでお食事をいただく。コンサートは25名、お食事は19名まで限定という、ホントにこじんまりとした空間です。

 リュートという楽器は私は生で聴いたのは初めてでしたが、知っている曲も数曲あり、知らない曲も含めて、音色をじっくりと味わうといったタイプのコンサートです。ふだん、ざわざわとした中で生活している者にとっては、耳を澄まさないと聴こえない音に耳を傾けるというひとときはとても貴重。1時間のコンサートの間に、だんだんと耳が研ぎすまされ、心も洗われていく感じです。

 ピアノとは対極を行く楽器ですが、でも、本当はピアノだってそうあるべきなんじゃないかって思います。このことは、ずいぶん前から感じて、友達とも話したりしたことがあります。つまり、ピアノはサーカスの曲芸じゃないんだし、すごいことをして拍手喝采を浴びるものではなく、ピアノという音を楽しむものなんじゃないかっていうこと。今日のコンサートを聴きながら、やはり私の方向性はこちらで行きたいという思いを強くしました。

 櫻田さんとは、「地域のアーティストとホールの共同企画」という集まりでお知り合いになりましたが、来年の3月にご一緒にコンサートをさせていただく予定。でも、この対極を行く2つの楽器をどうコラボさせていくかはまだ模索中なので、具体的にどんなコンサートになるかは分かりませんが、今日のお食事の時間にゆっくりお話も出来たので、(コンサートの打ち合わせという意味ではなく、同じテーブルの皆さんとの歓談ということ、その中で、コンサートのことももちろん話題に出ました。)これからアイディアを練って行こうと思います。

 最後になってしまいましたが、今日のお食事、最高!色々とメニューについての説明があったのですが、難しくて全部忘れてしまいました。とにかく、秋の旬の素材をふんだんに使い、盛りつけや器にもこだわり、味も彩りも鮮やかなお料理の数々・・・どれも素晴らしく美味しかったです。オードブルが2皿、スープ、自家製のパン、メインがお魚とお肉と両方で、デザートの盛り合わせも。2時間半をかけてゆっくりゆったりいただきました。ふだんはそれこそ片手で詩ちゃん、片手で自分の口に運ぶような毎日ですから、こんな時間はあり得ないほどの贅沢で良いストレス解消になりました。明日も、ちょっとビビっちゃうレッスンだけど頑張ろう!

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