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2006年ドイツ旅行−10 [ドイツ旅行記]

*4月4日(火)ドレスデン~ベルリン

『数学物理学サロン』
魅力的な名前でしょ?時計とか度量器とか望遠鏡とか、そんなチマチマした器具がたくさん。どこかの学校の生徒たちが見学に来ていてレポートを書いていたので、とても賑やかでした。

『マイセン磁器コレクション』
巨大な壷とか動物の形をしたマイセンとか人形とか、とにかく色々。地震が来たら一発で割れるぞ~なんて余計な心配をしながら見学。

『武器博物館』
武器と言うより立派な美術品。あんな武具をつけていたら戦えないだろうなあと思う。日本の戦国武将も立派な武具を身に付けてましたけどね。一応、自分の地位や名誉や誇りを外見で表す、って言うのも大切なことなのかなと思います。

『古典巨匠絵画館』
とにかく広くて疲れた・・・どこから見学してどこを見学していないのか、すっかり分からなくなってしまう程でした。一体いくつ展示してあるのでしょうか?有り難みもないってもんです。「システィーナのマドンナ」という有名な絵画だけは見逃さないようにと思ったけれど、どこにあるかさっぱり分からなかったので、係りの人に聞きましたら、つい今しがた通った部屋に目立たなく掛けてありました。日本でしたら、そんな有名な絵画があれば黒山の人だかりだからすぐに分かるのですが、他の絵と変わらない様子で人が見ていました。

p08.jpgところで、ドレスデンの街はエルベ河を挟んで「旧市街」(下方)と「新市街」(上方)に別れていて、『エルベの真珠』と謳われるほど美しい街だそうです。新市街の方が低地にあるため、今回のHochwasserの被害を深刻に受けましたが、主な観光名所は旧市街にあるためほとんど影響を受けなかったのです。観光名所はほとんど全て1ケ所に固まっていて、アウグストゥス橋の袂の広場に「9ゼンパーオパー」と「10ツヴィンガー宮殿」が隣り合っており、道をはさんで「7ドレスデン城」その城壁に、かの「11君主の行列」が描かれています。
「君主の行列」を見ながら進むとヒルトンホテルがあり、その前をさらに進むともう1つお隣りの広場、つまり「3フラウエンキルヘ」へ通じるというわけです。が、ちょうど大規模な工事が行われているので、「君主の行列」とヒルトンの正面玄関が分断されていて、河の方へ迂回せねばなりません。

060529.jpgヒルトンは日本でもよく見かけるホテルだし、ドレスデン第1夜の夕食をとったレストラン「小倉」が入っていたり、1階の土産物屋さんやマイセンのショップもあって、何となく心安いので、ドレスデン滞在中何度も立ち寄ってはトイレを拝借していました(^^; もちろんトイレだけではありませんよ。悪友へのお土産も買ったし、マイセンのティカップも買いました。生まれて初めて『免税』という手続きをして、ちょっと大人になった気分。

ベルリンへの帰路は『ユーロシティ(EC)』に乗りました。ユーロシティは国際新幹線のようなものですが、ICEに比べると格段にレベルが下がります。私が乗ったECはプラハ発、ハンブルグ行きの列車でした。ドレスデンまで来る途中、洪水の被害の深刻な地域、つまりチェコやハンガリーの各地を通ってくるため、1時間近く遅れての到着でした。とても寒い日でしたので、ホームでずっと待っているのは、それはそれは辛かったです。ドレスデンという地域性なのか、とにかく風が強い3日間でした。

ドレスデンからベルリンへは直通で3時間ほど。途中で、シェーネフェルト空港駅というのに停まりました。ベルリンには空港が3つあり、1つは多くの国際線が発着する「テーゲル空港」ヒトラー時代に作られ主に国内線が発着する「テンペルホフ空港」そして例えばアエロフロートなどを利用した場合に使われる「シェーネフェルト空港」です。シェーネフェルト空港あたりまで来れば、ベルリンの中心地まであとわずかなはずですが、まだまだ開発から取り残されており、さびれた雰囲気が漂っていて、こんな所にも“東”を感じてしまいました。

*4月5~6日(水~木) ベルリン~東京 を読む→
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