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指のこと [その他]

 学生の頃は、冬になると爪と指の間(?)が割れて、1の指以外の全ての指に絆創膏を巻いた状態で練習したりしていました。それが気づくと、いつの間にか、そういうことはなくなっていました。初めは、冬に試験があり、いつになくたくさん練習していたからだろうと思っていましたが、学生時代よりもむしろ長時間練習するようになってからも、あまり割れるということはなくなりました。

 それが、今、何本かの指が割れて痛いです!

 深爪でもしたかな?とか、最近悪化してきた湿疹の延長線上のことかな?とか
色々考えてみましたが。。。思い当たることが1つありました!

 ここ1週間ほどの間に、必要があって電子ピアノをちょっとばかり弾く時間が長かったのです。「長かった」というと、普段から少しは弾いていて、最近いつもより少し長かったように思われますが、普段はゼロなので、ほんの少しの時間でも「弾いた」ということは、私にとっては「長い」時間ということになります。

 ま、そんな理屈はともかく、恐らく、これが原因かなと思われます。
妙な筋肉痛のようなものもありましたから、たぶんそうです。

 電子ピアノで弾くというのは、『百害あって一利なし』ですね。昔々の先生方が推奨していた、指をカギのように曲げて1本1本振り上げてハッキリ弾く、ような弾き方をしないと、音が出ませんから、知らず知らずのうちに指に負担がかかると思います。

 よく電子ピアノはタッチが軽いから、指がふにゃふにゃになる、と言いますが、私はそこのところは正直よく分かりません。何しろ、私にとっては電子ピアノは重くて弾きづらい(=音が出しづらい)楽器なんですから。(よく整備された)グランドピアノでは、ハーフタッチ、ハーフペダルなどを駆使して、とても少ない労力で、繊細な音を出すことも出来ます。が、電子ピアノでは、最早そのような「音楽的な表現」を望むことは不可能で、とにかくスイッチが「on」になるポイントまで鍵盤(の形をしたスイッチ)を押すと離すの繰り返しです。

 恐らく、その「on」になるポイントまでの深さ(これをタッチと呼ぶのなら)は、アコースティックピアノの最も深い所まで打鍵した時の深さよりは浅いんだと思います。だから、「電子ピアノはタッチが軽くて云々」という話しになるのでしょうが、ピアノを弾くときに、いつもいつも鍵盤の一番下までフォルティッシモで弾いているわけではありません。(うーん、そういう言い方をすると、所謂、浮いた音で良いのか?という突っ込みを受けそうだ。)あ、いや、そのような時にも腕の重さを使って弾いたりしているし、指の力だけで叩いているわけではないです。

 ともかく、ピアノが弾けない人から見たら、神業にしか見えないであろう、ピアニストの指のすごい動きも、実は実は、それほどの労力を必要としないことは確かです。そうでなければ何十分もかかる曲を弾いたり、何時間も練習し続けることは不可能なんです。

 とういうことは・・・ちょっとばかり電子ピアノを弾いたからといって、すぐに指が割れてしまったりする軟弱な私は、裏を返せば、日頃はかなりピアノという楽器を上手く使って指への負担を最小限に弾いている、ということになるのかな?なんて、ちょっと嬉しくなったりもしました。

 しかし痛いです!
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