横浜異人館めぐり [旅行・お出かけ]
午後から、横浜の異人館めぐりをしました。石川町~港の見える丘公園まで。
と、その前にまずは腹ごしらえ。
先週発売のHanakoに載っていたルミネの中のニルヴァーナ・スパイスカフェという南インドのカレー屋さんに行きました。辛いの苦手な人にはちょっと耐えられないと思います。ココナツミルクで薄めても、まだ辛い!ナンじゃなくて何とかって言う、ちょっとパリッとしたのとクロワッサンが鞄の中で潰れてペッチャンコになっちゃったみたいのが付いて来ました。ナンは北インドらしい。ご飯は細長くてミールスと言うらしい。味は美味しくて値段も手ごろ。飲み物はマンゴーラッシーにしましたが、それも美味しかったです。
だけど、店員さんが食べ終わるとすぐに皿を片付けて、飲み物も飲み終わった途端に下げられたので、いかにも「早く帰れ」と言わんばかり。もう店内は半分ほどしかお客さんがいなかったのにもかかわらず、です。その対応で何だか嫌な気分になり、もっとお話ししていたかったのですが、出てきてしまいました。
で、まだお腹もパンパンだったけど、電車に乗って石川町へ。
地図に従い、2時間ほどブラブラ歩きました。神戸に比べると規模も小さいし、特徴的な家もないのですが、どれもそれなりに素敵でうらやましい限り。どの家にもピアノが置いてあるので、やはりあちらの人に音楽は欠かせない存在なのかしら、と私としては嬉しい気持ちです。途中にフェリスとかの校舎もあったりして、山手な雰囲気を出していました。元町からは、電車ではなくバスで横浜駅まで帰りました。やはり、横浜っていうのは独自の文化圏だなあと感じました。
梅ケ島温泉 [旅行・お出かけ]
バスで1時間50分ってすごいですよ〜。どんどん家がなくなって、道が細くなって、山深くなって行くの。どんな読み方をするんだろ?っていうようなバス停が一杯あって、道が悪く、バスは旧型なので、ガタガタと腰が痛くなりそうな勢いで揺れて、騒音もすごいので、バスのアナウンスが聞き取れない。
着いた所は、もちろんコンビニとかないし、6月だというのに部屋にはコタツが置いてあって、確かにうすら寒い感じがします。4時半頃着いたので、一休みしてから1時間ほど周辺をお散歩しました。大した見どころもないのですが、緑の中をぼ〜っと歩いていると爽やかで気持ち良いです。私は、自然と言えば「山」なんですね。「海」には全然興味がない。。。久しぶりに山に登りたいなあなんて思いながら歩いていました。
宿は梅薫楼と言って、池波正太郎氏が鬼平を書くために逗留したことがある宿らしく、鬼平の中にも登場するそうです。(私は読んでいないので分かりませんが)私が泊まったプランは池波氏が当時食べた食事ということだったので、たぶん、そうなのでしょう。真ん中にあるのは、「鱒まんじゅう」と言って鱒の中に味噌が入って蒸し焼きにしてあるもの。左上はしし鍋(宿の人はしし鍋って言ってたけど、猪鍋って牡丹鍋って言うんじゃなかったっけ?)テレビを見ながら食べていたらバシャーとこぼしてしまって、拭いたのでシミは取れたけど、とても臭くなってしまった(><)
温泉はちょっとぬるめのやわらかい泉質で良かったけれど、残念だったのが露天風呂がなかったこと。いたずらに外気に触れさせて泉質を落としたくないと書いてあったけど、星を見ながら、あるいは朝日を浴びながらお風呂に入るのは至福の時ですよね。やはり露天風呂はあった方が良い。それと、もう少し掃除が行き届いていたら良かった。
翌日は、起きた時から雨。それに、少しほっこりしようと思ったとは言え、夜の仕事の前に済ませておかなければいかないことも一杯残して来ていたので、即帰ることにしました。帰りのバスは、仙人の住むような場所からだんだん人の住む場所に変化していくのを楽しみました。約1時間くらい走ると、ようやく家がちらほらと出現して来ます。新幹線の中ではまたまた死んだように眠ってしまいました。昨夜、11時に寝たのに。とにかく、ここのところひたすら眠いです。
西本願寺〜大津(びわ湖ホール) [旅行・お出かけ]
朝、起きると、雪がザッザと降っています。。。あ〜〜(> <)と言いつつ、のんびり朝ご飯を食べている間に、やんできました。 開演は2:00。午前中は少し時間があるので、新撰組ゆかりの西本願寺に行きました。新撰組と言えば、他にゆかりの地はたくさんありますが、壬生寺とかは行ってるし、また時間の関係で駅から歩ける範囲の所ということで、西本願寺です。ここは、昨夜の高台寺と正反対で「大きいことは良いことだ〜♪」という歌が聞こえてきそうな寺でした。 午後は、びわ湖ホールへ。お昼は大津に着いてから〜と思って、移動しましたが、大津は思った以上に何もなく、とりあえずホールに向かいました。ホールにも当然大したものはなく、カフェで軽く食べるだけ。悲しい。ロビーには「エラール」のピアノがありました。かなり大きなピアノで、鍵盤も90鍵あるとのことです。ここでロビーコンサートをやっているというのは、そう言えばHPで見たような気がします。 大ホールは、噂にたがわず素晴らしい! 私の席は4階。真ん中でしたけど。写真を撮ったら、お姉さんに怒られてしまいました。 オペラの感想は、またあらためて。。。
東寺〜南禅寺〜清水寺〜高台寺 [旅行・お出かけ]
2月の激寒期だというのに京都へ1泊で行きました。
今回は、①南禅寺で「順正」の湯豆腐を食べる
②高台寺で「夜噺(よばなし)」というお茶会を体験する。
という2つのプランが決まっていたので、その予約時間に合わせて行動することになったので、あまり遠くには行けませんでした。嵐山鉄道とか乗ってみたいのですが、無理無理。
順正は、中学の修学旅行で行ったお店で(当時は清水の順正)冬だし、湯豆腐で温まるのも良いなあということで。HPに載っているメニューを見ると、当時の記憶のままの写真が並んでいたので、「あー、このコースを食べたんダア」とすぐに判明。でも、今回は、それよりもう1ランク上のコースにしました。
昼食後は、哲学の道の方へぶらりぶらりと歩いて、俳優の栗塚旭さんのお店「若王子」に行きたかったのですが、事前に友人にリサーチしたところ、現在は閉めているとか。でも、ガイドブックにはどれもマークが載っているので、一応、店の前まで行ってみました。既に店を閉めて5.6年は経っているんじゃないか、という佇まいで、かなり怪しい雰囲気が漂っていましたが、閉ざされた門には「栗塚旭」の表札がかかっていました。
京都というのは、小さそうに見えて、案外広いので、歩こうと思うと大変な時間がかかります。だからと言ってバスに乗ると渋滞にはまります。一つのバス停の距離が東京よりずっと長い気がします。また、地下鉄の路線もバスの路線も驚くほど少ないので、どこかのお寺に行こうと思うと、「○○駅より、バス○番線に乗り、○○のバス停で下車、徒歩15分」とか平気で書いてあるんですね。
哲学の道のたもと辺りにある「若王子」から少し歩き始めて埒があかず、あきらめてバスに乗ったのですが、ルートがとても遠回りだったので、清水寺に行くために、バスに40分、歩いて30分もかかってしまいました。清水寺の参道はたくさんのお土産物屋さんなどが並んで、魅惑的なストリートなのに、高台寺の予約の時間があるので、それらには一切目をくれずに、大急ぎで「舞台」だけ行って、帰りは産寧坂、二年坂を通って高台寺へ。
高台寺はたぶん初めて訪れましたが、秀吉とねねの菩提が弔われている所だそうです。まずお茶をいただいて、それからお庭の散策、その後、点心で夕食。お庭を散策する頃には(8時頃)かなりの雨が降っていましたので、寒かったのですが、夜のお寺なんて普通は行けないし、きちんと説明をしてくれるので、とても貴重な経験でした。京都には色々な寺社仏閣があり、それぞれに特徴がありますが、この高台寺さんはなんとなく凛とした品格があるように感じます。
夕食になる点心はほとんど「ゆばづくし」、少しずつの量ですが、全部いただくとかなりの分量になしました。最後に「うずみ豆腐粥」というのが出てきました。これは禅宗の修行僧が鶏鳴の刻(午前2時頃)に暖をとるために食するもの、という説明でした。私なんて毎日それくらいの時間にならないと寝ませんからね、正反対の生活です(^^;
これで全ての今日の日程を終え、ホテルに戻りました。