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ツチヤの軽はずみ [芸術・趣味]

101115_0917_01.JPG 哲学者の土屋賢二先生の10年くらい前の著書、「ツチヤの軽はずみ」を読みました。ツチケン先生は、ヤマハフィーリングクラブの機関誌でエッセイを執筆されていて、それが毎回面白く、先生のライブ(先生は趣味でジャズピアノをたしなまれていて、それに関するドタバタをエッセイに書かれています。)を一度拝見したいものだと思っていました。と言うのも、エッセイ(と言っても対談形式なのですが)の中でインタビュアーがツチケン先生をさんざバカにしていて、先生もそれをまんざらでもない感じで楽しまれている究極のMって感じなのです。その実力が一体どの程度のものなのかと、とっても興味あります。で、たまたまブックオフで本を見つけたので絶対に面白いであろうと確信して買ってみました。

 ところ・・・最初の1ページから大爆笑で、電車の中で思わず声を出して笑ってしまうほどで、どんどん読み進めてアッと言う間に終わってしまいました。内容は、たぶんここに書いても面白さは伝わらないと思います。独特の言い回し、やはりナンダカンだと言っても哲学の先生よね、という論理の展開、すべてが私のツボにはまるのですが、受け付けない人には無理なのか、うちの夫は「ふーん。」以上って感じで「何が面白いのか分からない。」って言われちゃいました。

 でも、絵心ならぬ文心がある人なら、絶対にハマルと思うので、読んでみてください。私は、他の本を読んでみたいと思います!
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サラ金全滅 [芸術・趣味]

100622_2152~01.JPG 「サラ金全滅」という本を読みました〜。たまには、こういう社会派の本も読むのよん[手(チョキ)]

 それにしても、どこまでが本当なんだろう???全てを信ずるのは危険な気がするが・・・でも、今まで私が単純に「サラ金=ヤクザ」とか「サラ金から借りる人=人間失格」とかって思っていたのは、単純すぎる図式であり、無知ゆえにマスコミに踊らされていたのかなあとも思います。まだ20代のうら若き頃、銀行に勤めている友人が「サラ金から借りているうちは全然平気よ。ヤミ金に手を出したらヤバいけど。」と平然とした顔で言っていたのを思い出します。(その人が借りてたというわけではありません。)

 まあ、だからと言って、サラ金を推奨するわけではなく、もちろん借金なのだからしないに超したことはないけど、こんな不景気な世の中だもの、誰だっていつ住宅ローンが払えなくなるような事態になるとも限らないよね。だから、この本に書かれているように、サラ金=必要悪なんだろうなあ。やはり世の中は綺麗ごとだけではやっていけないよね。

 それに、世の中っていうのは、頭のいい人、権力のある人、お金のある人に都合が良いように出来ているんだ。そういう人が世の中を動かしているんだから、当然、自分にとって都合が良いように世の中を動かすのが当たり前。だから、色々な法改正も、確かに一部の人にとって利益が出るようになっているっていうのもうなづける。お金のある人の所にはお金がまた集まっていく。そういう理不尽な世の中なのよね。だから、出来れば世の中を動かしていく方のメンバーに入りたいと思うけれども、あまり時代を謳歌するとそれはまたそれで後から手痛いしっぺ返しを食わないとも限らないから、やはりそとはホドホドのところで。。つまり、中流ってやつですな。

 でも、ホント、今の政治の状況とか見てても、国民はマスコミに踊らされているっていうのは明白ですね。首相が交代しただけで、支持率があっと言う間に回復する。それって、ただ、そういう報道に流されてなんとなくそういう気がしているだけでしょ?何も変わっていないのに。無知な国民を煽動するのなんて、本当に頭の切れる人ならわけないことなんでしょうね。私たちは、いつでも、正しい情報を手に入れて、自分の頭で判断するっていう習慣をつけなければなりません[exclamation×2]
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レース編み第2弾 [芸術・趣味]

 先日お伝えしたレース編みその後です。
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 ずいぶんたくさん出来ました〜!一見、上手そうだけど、よく見ると、どこかしらに間違いがあります。でも、そういう細かい間違いがあまり目立たないのが、編み物の良いところ。お裁縫やビーズだとそうはいきません。

ルノワール展 [芸術・趣味]

 駆け込みで、新美術館のルノワール展に行ってきました。平日だったせいか、最終日の割りは思ったより混んでいませんでした。

 あまり具合も良くなかったので、オーディオガイドも借りず、申し訳程度にザッと見て帰ってきてしまいました。美術館に入ったら、ルノワールなのに、ドイツの匂いがしました。(雰囲気という意味ではなくて、物理的に本当にドイツの美術館の匂いがしました。)まあ、それはさておき。

 ルノワールは「幸福の画家」と言われているそうです。「絵は幸福な気持ちにさせなければならない」という信念に基づき、作品を描いていたそうです。そして、今回の展覧会の副題に「伝統と革新」とあるように、印象派の画家というイメージが強かったですが、その表現に行き詰まり疑問を感じて、生涯、新しい絵の表現について模索を続けていたそうです。死の直前まで、車椅子に座りながら毎日制作を続けていたという意気込みには頭が下がります。

 その印象派時代の作品も含め、確かに、画面からはそこに描かれている人々の生きている姿、幸せな感じが一杯に伝わってくるなあと思いました。こういった「芸術」と言われる分野では、ただ事実を写し取るのではなくて、その事実を通して作者のメッセージを伝えることこそが大切だということ、また、そのメッセージそのものが作者の生き様だということを、今さらながらに強く感じました。ルノワールは自分の家族をモデルにした作品も多いようですが(誰でもそうですが)、そこからも人間らしく生きていくことに喜びを感じていた人なのかなあと思いました。

 人間らしくって何でしょう?って話になりますが。家族とか自然とかに囲まれて所謂「貧しいながらも楽しい我が家」的な幸せを求めていたのかな、なんて思います。私自身がだんだんそういうお年頃になってきたせいかもしれませんが。同じ印象派でもマネ、モネとか、あまりにも抽象的な絵よりも直接的で分かりやすいです。美術展に行ったおみやげは、常に絵葉書なんですが、「クロード・ルノワール」(息子)と「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」という2枚を買ってきました。特にクロードはもう誘拐したくなるくらい可愛いです!!
 
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レース編み [芸術・趣味]

 コンサートも落ち着き、練習はサボり気味(ーー; 

 
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最近はレース編みにはまっています。とりあえず、ドイリーとかコースターとかを色々と作ってみています。何色かセットにして人にあげようかな、って思って。

パッケージ [芸術・趣味]

 091220_0041~01.JPG馬子にも衣装ということわざがありますが、やはりパッケージをすると何だか良さそうに見えてきますね。逆にお客さんの立場に立ってみると、雑貨屋さんに綺麗にお澄まししてディスプレイされている商品を見ると、つい手が伸びてしまうわけで、いつも自分では冷静に冷静に!雰囲気に流されないように・・・と気をつけているのですが、売る立場からすれば、どうぞ雰囲気に流されてください〜と思うわけです。

 12月から雑貨屋さんに置いていただいていますが、半月で3個(しかもストラップばかり)売れたそうです。この数字をこんなもんと見るか、少ないと見るか微妙なところではありますが。1個も売れてなかったり〜〜〜という不安もあったので、一応まあ順調な滑り出しということにしておきます。お客様の反応をこの目で確かめることが出来ないので難しいところではありますが、お店の方のアドバイスなども聞きながら、試行錯誤で進めてまいります。

 ということで、一応、年内に売れた分の3個は納品しておこうと思います。初回の納品に間に合わなかった金運のストラップと、1月の誕生石ガーネットのストラップとブレスレットです。

新作!マフラー [芸術・趣味]

 091206_1517~01.JPGマーガレットも完成したので、マフラーを作りました。2日間で完成しました。前に子供用に作ったブルーのマフラーと同じ編図です。フリンジとかは付けなくて、首にくるくるって巻いてお花で止めるっていうのにしようと思って、長さは短めにしました。こないだのマーガレットといい、このマフラーといい、キャンドゥの糸で作りました。材料費はメチャ安です。

森ガール [芸術・趣味]

 「マーガレット」という物を編みました。091204_1427~01.JPG

 セーターともマフラーともカーディガンとも違う、何て言ったらいいんでしょうね~これは。9月くらいに編めば良かったのですが、すっかり出遅れて(たぶん11月頭くらいに編み始めた)ので、こんな時期に出来上がりました[あせあせ(飛び散る汗)]真冬に着るには少々お寒い感じなので、活躍する時期があるのやら~~~。こういう癒し系な感じを「森ガール」って言うらしいです。。。こないだ「これ作ってるんだ~」と見本の写真を若者に見せたら「森ガールって感じですね~」って言われたので「あ、森三中プロデュースのファッションのこと~??」って言ったら、「違います~~っ!!」って即否定されました[ダッシュ(走り出すさま)]
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冬なのでマフラー [芸術・趣味]

 091118_1407~01.JPG手作りに凝っている私。ちょっと暇だったので、(暇ならさらえ〜さらえ〜という大合唱が聞こえそうな)家にあった毛糸でマフラーを作ってみました。(もちろん足りなくなったので買い足しましたが)100円ショップの毛糸4玉半くらいで、子供用のマフラー。お友達のボッちゃまにあげようと思います。大人用は、編めども編めどもまだ〜〜〜〜って感じだけど、子供用はすぐに出来上がって気分いいね!こうやって、いつかうちの子のために練習って言ってるけど、本番が来ないまま人生が終わりそうな今日この頃、トホホ・・・

ハプスブルグ展 [芸術・趣味]

 早いもので11月に入ってしまいました〜。つい1週間ほど前まで半袖を着てたと思ったら、あっと言う間に寒くなり、ホットカーペットを敷き、電気ストーブをつけ、ババシャツを着ておりますーー;

 半年も前から楽しみにしていた「ハプスブルグ展」を観に行きました。六本木の新国立美術館。ハプスブルグと言えば憧れの的。難しいことはよく分からんのですが、展示の最初の方にあったハプスブルグ家の人々の肖像画は、もう食い入るように観たいというか、そのためにこそ来た〜〜〜!!!みたいな感じですね。特に、シシィの一番美しい有名な姿には見とれますが、意外とその前に人だかりが少なかった気がします。その絵だと、シシィの愛らしい美しさが出ているように思うのですが、ミュンヘン郊外のホテルカイザリンエリザベートで見た座像のブロンズ(?)はもっとおばちゃんぽいというか、キツそうな性格が現れていたように思います。ま、きっと若い頃は可愛らしかったんでしょうけど、だんだん歳を経て苦労を重ねていくうちにキツくもなったんでしょうね。

 あと、マリア・テレジア女帝の若かりし頃もシシィほどではないにせよ、素朴な可愛らしさがあります。私たちにとってマリア・テレジアと言えば「母!」というイメージのでっぷり太ったおばちゃんですが、彼女もこんな可愛い頃もあったのね〜〜。

 それと「白衣の王女マルガリータ・テレサ」と「皇太子フェリペ・プロスペロ」もよく見かける絵ですが、ホントになんでハプスブルグ家のお嬢ちゃんお坊ちゃんたちは、こんなに色白で目がクリっとして可愛らしいんでしょう??かなり美化されているのかな?HPでクイズが載ってたけど、フェリペ坊っちゃまの服に付いている鈴は魔除けなんだとか。それにも関わらずこの絵の描かれた2年後に夭逝したらしい。昨年、ヴィッテルスバッハ(シシィの生まれた家系)の墓を見たけど、本当に当時は大人になれないうちに亡くなった子どもが多いんですよね。病気とかもちろんのこと、暗殺とかもあったのかもしれないです。

 このお決まりの4枚は、お土産にポストカードを買いました。

 展示はその他、ハプスブルグ家の膨大なコレクションの紹介。もちろんごく一部でしょうから、どんだけの巨万の富を築いたんじゃ〜おぬしら〜みたいな感じ。よ〜く考えると(よく考えなくても)単なる田舎大名の出なのにね。頭の良い人にはかなわんのです。昔も今も一緒。
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